| 奥会津 ヤマト 店主の紹介 | 工芸品の紹介 | 原材料の紹介 | 味覚の紹介 | 四季の話題 | 店主近況報告 | HOME |
奥会津 ヤマト
奥会津の工芸品 山ぶどう籠、マタタビ笊、クルミ籠
 福島県西部の山間地に位置する三島町。その山間部で ヤマト は活動しています。三島町は、平成15年9月に「奥会津編み組細工」として経済産業大臣指定から伝統的工芸品の指定を受けています。指定を受ける伝統的工芸品は、製造される地域が一定の産地を形成しているという理由で三島町が指定されました。しかし、奥会津という名称通り、昔は奥会津地方全域で自家用として製造されていた日常生活のための物です。ただ、その工芸品が産業として継承されたのが三島町です。
↑ 江戸時代には会津若松城下と奥会津を結ぶ道で「銀山街道」と呼ばれ、また、越後の産物や塩を奥会津地方に運ぶ「塩の道」とも呼ばれた重要路線だった大谷地区の道路。現在は、主要地方道会津若松三島線。この地区では、52歳の私が青年です。

 奥会津の他の町村では産業というのには程遠く、高齢者の楽しみとしての物作りが伝承されています。こういった高齢者の方々は、作る楽しみとして物作りを行っており、ほとんど収入に結びつきません。このようなことから、後継者が育成されず年々作り手の数が減少傾向しています。ヤマト は、こういった高齢者の方々の作った工芸品に価値を見出し、都会の方々に紹介することによって、一定の収入を得ていただければ良いと考えています。

 年々改悪される福祉、年金。収入が減り、増加する負担に対してどのように対応するのか?
 その一方策として先人の知恵や技術。豊富な山林資源(これらは全て奥会津の貴重な「資源」です。)を用いて高齢者の方々の収入に結びつけて行くことが、奥会津に生まれた者としての使命と思っています。

 ヤマト は、お蔵入り(奥会津・江戸時代に幕府の直轄地として支配を受けていた地域を呼びます。天領とも言う。)に生まれ、お蔵入りで育ち、お蔵入りの物作り文化の伝承や都会の方々への産物の紹介。高齢者の所得向上を目指しています。ヤマトとは当家の屋号で、祖先が商いをしていたと伝えられており、その祖先にあやかりました。

店主の紹介
お問い合わせ・注文先
■店主氏名■ 五十嵐三美(いがらし みつよし)
■自宅電話■ 0241-52-2779
(おばあさんが出たときには氏名と電話番号を教えて下さい。後でかけなおします。)
■携帯電話■ 090-8255-6951
■メール■ okurairi.yamatoya@snow.ocn.ne.jp
(電話がつながらない時は、こちらでご連絡ください。)
   

台湾より招聘を受けて実演中
↑写真 台湾より招聘を受けて実演中
<経歴>
平成18年12月31日 三島町役場退職
・在職中に 三島町生活工芸運動友の会(会員176名) 、奥会津三島編組品振興協議会(会員130名)設立。事務局を担当し後継者育成、技術向上、品質管理の強化、販路の拡大、産地宣伝を行う。
・経済産業大臣から「奥会津編み組細工」が伝統的工芸品の指定を受:けるのに尽力する。(調査、申請書作成、説明)
・「 ふるさと会津工人まつり」の拡大。
・「全国編み組工芸品展」及び「会津の編み組工芸品展」の立上げ、企画、立案,開催を行う。
<賞>
平成16年度伝統的工芸品産業振興協会主催の「公募展」で山ブドウ皮細工が「全国商工会連合会長賞」受賞。
・「第47回日本民芸公募展」で山ブドウ皮細工が「優秀賞」受賞。
・「第6回全国編み組工芸品展」で山ブドウ皮細工が「林野庁長官賞」を受賞。
<趣味>
逃げられたイワナを手づかみしました。 釣り。特に山女・岩魚を求めて源流釣り。海釣りも行うが餌代のほうが高い。
 写真は、逃げられたイワナを手づかみしたところです。
 
| 奥会津 ヤマト 店主の紹介 | 工芸品の紹介 | 原材料の紹介 | 味覚の紹介 | 四季の話題 | 店主近況報告 | HOME |
Copyright(C) 2007 ヤマト All Rights Reserved.